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エンジンブレーキ 2005/06/02(Thu)

MINIのCVTで峠を走っても意外に燃費が良いことに気付く事と思います。
当然上り坂では燃費が悪い(それでも8Km/L位でしょうか)のですが、下り坂をエンジンブレーキだけで降りると燃費がどんどん向上してきます。
これはMINIのCVTに於いて約2,000rpm以上でエンジンブレーキを掛けるとフュエールカットされからなのです。
通常はD-modeで走りフットブレーキを併用していると思いますが、これでは2,000rpm以上にはなり難くフュエールカットはされません。
こういう局面では積極的にSD-modeを活用して2,000rpm以上を維持させた方が燃費向上に貢献します。
このような運転をしていますと峠の上り下り通算では12Km/L程度にもなり、CVTの大きなメリットの一つということが言えると思います。
尚、エンジンの回転が2,000rpm以下になりますとエンストを防ぐために燃料が供給されてしまいます。

それから階上の駐車場からスパイラルなスロープを下りた人なら気付いていると思いますが、こういう時もSD-modeにシフトし、アクセルペダルから足を離していれば安全な速度で下りていくことが出来ます。
緩い坂では弱く、きつい坂では強めにブレーキを掛けてくれます。
これもCVTのメリットの一つです。

ギクシャクすると言われるMINIのCVT。運転の仕方をちょっと変えるとすごく快適になりますよ!