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何故、MINIにトルコン? 2004/04/29(Thu)

今日MINIにトルクコンバータータイプのA/Tが載るという情報を得ました。
時期はコンバーチブルの発売と同じらしいとも。
確かに初期のMINIには、朝一番の「Dショック」やギクシャク感はありました。
しかし現在のCVTはそれらが殆ど感じられない程改善されています。
それなのに何故トルコンのA/Tにする必要があったのだろうか?
SにもA/Tが欲しい、滑らかに走るMINIが欲しいというユーザーの声に呼応したのであろうか?

CVTに乗り始めた当初は私も前述のような印象はあったのですが、SDモードの走りを体感してからは、MINIにはこのCVTが一番似合っていると思うのです。
ワインディングロードをこのSDモードにし、上りも下りもアクセルコントロールだけで思いのまま走れる快感、そしてトルコンでは絶対得られないダイレクト感、これが無くなってはMINIの魅力は半減するのではないだろうか?
M/Tでシフトをズボラにすればギクシャクしますし、シフトチェンジの度にクラッチを踏む必要が無い、トルクの美味しいところを使えるCVTということを理解すれば問題解決は容易なのでは・・。

以前にも書きましたが、モデルチェンジの度にユーザーの声を反映し、面白みを欠いたしまった車を見てきた私には、MINIも同じ道を辿っているようでとても残念です。

CVT以外でMINIに似合うA/TはAudiのDSGのようなものだと思うし、そこまで出来ないのであれば、せめてアイシンの半自動M/Tの採用を考えて欲しいものです。


一部訂正します(2004.05.30)

全車種CVTからトルクコンバータータイプA/Tになるのではなく、CooperSのみのようです。

これは売らんが為の苦肉の策??