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無段変速機・CVT入門 2005/04/30(Sat)

巷で評判の悪いMINIのCVTについて、いままで「いや、なかなかいいじゃん!」と色んな角度から解説してきました。
従来のA/Tは歴史があるのでたくさんの解説本が出ているのですが、最近採用が増えてきたCVTについて解説している本は無いのかなぁ、との思いで探していたらありました。



2004年10月発刊されたばかりのグランプリ出版から出ている、守本佳郎著の「無段変速機CVT入門」という本です。
早速購入し、読んでいる最中なのですが、いままで解析してきたことが間違いでないことが確認出来嬉しい限りです。そして、更にCVTの先進性と優位性を理解出来ました。

ファジーを良しとする日本人がMINIを造ったらトルコン式CVTになったところでしょうが、ダイレクト感を尊重したスポーツマインドのMINIには、やっぱりプレートクラッチ式CVTだったのだ。と再認識した次第です。

コントロールの難しいプレートクラッチ式CVTを敢えて採用したBMWに敬意を表するところではありますが、熟成には日本人の知恵も必要ではないだろうか?と思うのは私だけ??

それにしてもMINIのCVTはスルメみたいだ。
噛めば噛むほど味が出る。よく噛まないで批評するのはほんとの味を分かっていない事だと思うし、もったいない話です。
さぁ、次はどんな走りを楽しもうか!!