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プレセダというタイヤについて 2005/04/20(Wed)

ポテンザGV自体に大きな不満もなく、次期タイヤもこれでも良かったのですが、何故か廃版になってしまうんだそうです。
RE-01も検討したのですが、サーキットを殆どやらない私の走りにはスペックがずれてしまいます。
また、新製品の「Playz」にはGVの性能は期待できそうもありません。(ネーミングがスポーツのイメージではない??)
コンパクトカーで走りを楽しみたい者にとって、BSの商品構成では良いものが見当たりません。
ハイプロファイル・ハイグリップを希望している者もいるということをタイヤメーカーさんにも解って欲しいものです。
そんなことから今回は性能面でGVと対峙するであろうミシュランのプレセダを履いてみることにしました。
良くGVと同等と言われていますが、私的には別物という感じです。
「シャーーー」という軽いスキール音を求めてハードコーナーを試して見ましたが全然音を上げません。
GVでグニャと腰砕けになるような速度域でも平気でクイッと曲がってくれます。
ケース剛性が高いというか、横剛性がかなり高いように感じます。
ちょっとした轍でもワンダリングが出るのもハードショルダーという形の影響だけでなく、この踏ん張りの良いケース剛性の高さも大いに関係していると思います。

テール振り出しのインフォメーションは、街乗りレベルでは殆ど感じられなかったのですが、ハイスピードコーナーになるにつれ、次第に大きくなり、極自然なものと思われます。
グリップの良さと相まって、このような味付けをされたこの「Pilot Preceda」はミニサーキットでも充分通用するものと思います。

3月初旬に次期モデルのスキー板の試乗会があり、いろいろ試してみました。
大廻り・小廻り系のレース用、技術選にも通用する小廻り系、オールラウンドなもの等。。
そこで改めて感じることは、自分の脚力・技術以上のスペックのものは不要であるということです。
オーバースペックは、宝の持ち腐れということばかりでは無く、滑り自体も楽しくないものにしてしまいます。
脚力があれば加重して板を充分に撓ませ、ハイスピードでのカービングを可能にしますが、力が無い人のとっては硬い板であり、曲がらない板になってしまいます。
タイヤ選びもこれと同じことが言えます。
スペックに惑わされず、自分のミニに最適・快適なものを選択したいものです。

My_MINI_Cooperのタイヤは、タイトコーナーを楽しいものにする為サイズを「195/60-15」としています。
しかしこのプレセダ、タイトコーナーでもテールの振り出しが小さく、GVで得られた「ヨーの快感」が少ないのです。
実は「バッテリーの移設計画」は「ヨーの快感」の復活計画でもあったのです。