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MU前のONEも・・・・ 2004/12/31(Fri)

先日、クーリングファンとエアバック警告灯の修理の為、2日間MU直前のONE(走行距離:460Km)を貸して頂きました。
ちょっと走って直ぐ感じたことは、乗り心地が「非常にマイルドになっている」ということです。
この位であれば、国産車からの乗り換えであっても余り違和感はないでしょう。
反面、初期型のクイックレスポンスを望まれる方にとっては、かなり物足りない味付けになっていると思います。

しかし、CVTの仕上がりは非常に好感が持てました。
クリープは弱められ、初期型に多かった「D-ショック」も殆ど感じることもありません。
弱められたと言っても、クラッチの繋がりに時間が多く掛かるということもないようです。
D-modeでの走りでは2,000〜3,000rpmがトルクフルでCVTとのマッチングも良好です。
さらにSD-modeに於いては2,500〜3,500rpmではCooperより良い加速が得られたように感じました。
初期型のCooperと比較しますと、タウンユースに於いてONEの方がドライバビリティーに優れているという感じしましたし、殆ど4,000rpm以上にならないCVTに於いては、ONEのエンジンの方が良いフィーリングを出していると思います。
そうなると、Cooper+CVTはどういう客層に向け売り出している車なのか?考えてしまいます。

MU後のONEは4,000rpm以下ではCooperより高いトルクを与えられており、このようなチューニングされたCVTとの組み合わせにより、さらに乗り易くなっているに違いないでしょう。
何時か試乗してみたいものです。

今年一年、たくさんの方々にお寄り頂き有り難うございました。
間もなく来る新しい年が、素晴らしい一年になるように祈念しております。