フライス作業に於いて、同心円にケガキを入れたり、加工する時にターンテーブルが必要となります。
ロータリーテーブルとして、角度割り出し機能付きのものは市販されているのですが、2万円以上もし、ちょっと手が出せません。
そんな訳で機能を限定した、簡易型・ターンテーブルを自作しました。
手前側はテーブルを組み付けた状態のものですが、4爪チャックを取り付けることも出来ます。
4爪チャックの右にあるのが、その時に使用する芯出しスペーサーとチャックをテーブルの裏側から固定する為のボルトです。
ベース、テーブルとハンドルです。
ベースはフライス成形されたものを購入し穴あけ、ボルト穴加工しました。
芯出し用のパイプは真鍮丸棒からの削り出しです。
テーブルの製作工程はこちらにあります。
ハンドルは真鍮丸棒を削り、テーブルの穴に差し込めるようにしました。
4爪チャックを取り付けたところです。
もちろん、この状態のままでも、フライステーブルに取り付け可能です。
ケガキはこんな状態ですることになります。
枡ブロックにCクランプで留めただけですが、結構ガッチリしています。