ベルトドライブ化に伴いプーリーの削り出しをします。
まずはドリブンプーリーの削り出しです。
素材はアルミ丸棒(A5056)、85φです。
チャックでは掴めないため、面板に押さえ棒で固定します。
ベルト溝には大きな力が掛かるので芯ずれを防ぐ目的でやとい棒を作成します。
咥え直して反対側を加工します。
ボス穴を加工後、プーリー・ボス穴部にやとい棒をはめ込みベルト溝部の加工を行います。
姿バイト(未研バイトから40°Vに研磨)を用います。
8mm角の未研バイトを40°Vにカットした銅板をゲージに倣い研磨します。
ドリブンプーリー完成です。
続いてドライブプーリーの作成です。
咥え直して反対側の形削りです。
溝部の加工
プーリーセットの完成です。
ドリブンプーリーのキー溝はこんな方法で加工しました。
ドライブプーリー側はキー溝式ではなく、ロックボルト方式にしました。